2013年4月2日火曜日
鍼治療の効果と適応範囲について|効果的に鍼治療を受けるための基礎知識
鍼灸治療は、現代医学(西洋医学)の理論とは異なり、
体験的に実証されてきた医学理論です。
漢方や鍼治療の基本となる理論として気の理論が存在します。
科学的には「気」の存在について否定的ですが、
それでも漢方や鍼治療は現代医療で採用されているのですから、
ある意味、不思議なことかもしれません。
現代医学的には、鍼治療を肩こり、腰痛、膝の痛みなど、
筋肉系の痛みや障害の改善に効果的と考える向きがあります。
しかし、実際には鍼治療の効果は広範囲に及んでいて、
胃や腸などの内蔵の疾患や心の病気にも効果をあげています。
もちろん、鍼治療だけで完全に病気を治せるわけではないですが、
筋肉系だけでなく内臓疾患、精神疾患の症状の軽減に効果があります。
鍼治療は、皮膚(筋肉)に鍼を刺して治療することから、
筋肉系の症状に効果があるのは、比較的イメージしやすいですが、
皮膚に鍼を刺して内臓疾患、精神疾患の症状が軽減するのでしょうか?
それは鍼治療の気の理論が関係しているのです。
全身には気のめぐる経路として経絡があり、
この経絡は筋肉だけでなく脳や内臓など全身に巡っていると考えます。
そして、体や心に異常があるとき、
関連している経絡の気の流れが滞っている、
つまり、気の流れが悪くなっていると考えるわけです。
そして、気の流れが滞っている経絡に影響をおよぼす
経穴(ツボ)に鍼を打つことで気の流れを改善するのです。
これが鍼治療の効果の理由ですが、
現代医学的思考にとらわれてしまうと、
確かに理解しにくい部分があるのは確かです。
ですが、歴史的にもこれだけ長く伝承されてきた治療に
効果がないと考える方が理解しにくいことも確かですね。
登録:
投稿 (Atom)