2013年4月17日水曜日

自由診療と保険治療|鍼治療の費用



鍼治療は、鍼灸院だけでなく病院でも行われいるところも増えています。


医療を受ける場合、その費用は保険が使える「保険診療」と
保険が使えない「自由診療」があります。


東洋医学的治療の場合、自由診療の場合が多く、
治療費は全額負担になることが多いですね。


鍼灸院などで鍼治療を受ける場合も同じで、
自由診療のため保険が使えないことが少なくありません。


一般的な鍼灸院の鍼治療の費用は3,000円程度の費用がかかります。
そのため通常の医療に比べ鍼治療は経済的な負担は高くなります。


ただし、次の6つの症状の治療のために鍼治療を受ける場合、
医師の同意書があれば健康保険の適用が受けられます。
負担が大きいと感じるのであれば保険適用も視野に入れてみましょう。


  1. 神経痛
  2. リウマチ
  3. 五十肩
  4. 頚腕症候群
  5. 腰痛症
  6. 頚椎捻挫後遺症



神経痛には、坐骨神経痛、顔面神経痛、肋間神経痛など
色々な種類がありますが基本的に健康保険の適用範囲です。


頚腕症候群というのは、首や肩、腕の痛みや痺れなどの症状で、
頚椎捻挫後遺症というのは、むちうち症の後遺症のことです。


同意書は鍼治療を受ける鍼灸院で入手し、
掛かり付けの病院で必要事項を記入してもらいます。


鍼治療は1回受ければ良くなるというものではなく、
定期的に継続して治療を続ける必要があります。


これは鍼治療は体が本来持っている自然治癒力を高めることで
さまざまな症状を改善していくからです。


ですから、継続しやすい環境を整えることも大切で、
そのひとつが治療費の保険適用と言えます。


ただし、鍼灸院によっては自由診療のみの場合もあるので、
保険適用をお考えの場合は健康保険を取り扱っている鍼灸院を選んでください。





2013年4月4日木曜日

食欲コントロールと鍼治療|こんな悩みに試してみたい鍼治療


最近では、美容やダイエットにも鍼治療を取り入れています。


ダイエットは永遠のテーマですが、
鍼治療によって痩せやすい体質を作ることができます。


・・・とは言っても、鍼を刺したからといって、
脂肪が燃焼するわけではありません。


鍼治療でのダイエットは、
自律神経などのバランスを回復させることで、
痩せやすい体質を作るのですね。


たとえば、過剰な食欲で食べ過ぎてしまうことで、
太ってしまっているような場合に最適です。


これは食欲をコントロールしている満腹中枢に
影響を与えられる経穴(ツボ)が見つかっていて、
この経穴に鍼を打つことで食欲を正常化させられるのです。


つまり過剰な食欲を抑制できるので、
無理に食事制限をしなくても食べる量が減るわけです。


あなたが、ついつい食欲に負けてしまい
ダイエットに失敗してしまうタイプであれば、
鍼治療によるダイエットは試してみる価値があると思いますよ^^


ちなみに整体と鍼の両方を取り入れている治療院であれば、
骨盤調整と鍼を併用することでダイエット効果が高まるそうです。

2013年4月2日火曜日

鍼治療の効果と適応範囲について|効果的に鍼治療を受けるための基礎知識


鍼灸治療は、現代医学(西洋医学)の理論とは異なり、
体験的に実証されてきた医学理論です。


漢方や鍼治療の基本となる理論として気の理論が存在します。


科学的には「気」の存在について否定的ですが、
それでも漢方や鍼治療は現代医療で採用されているのですから、
ある意味、不思議なことかもしれません。


現代医学的には、鍼治療を肩こり、腰痛、膝の痛みなど、
筋肉系の痛みや障害の改善に効果的と考える向きがあります。


しかし、実際には鍼治療の効果は広範囲に及んでいて、
胃や腸などの内蔵の疾患や心の病気にも効果をあげています。


もちろん、鍼治療だけで完全に病気を治せるわけではないですが、
筋肉系だけでなく内臓疾患、精神疾患の症状の軽減に効果があります。


鍼治療は、皮膚(筋肉)に鍼を刺して治療することから、
筋肉系の症状に効果があるのは、比較的イメージしやすいですが、
皮膚に鍼を刺して内臓疾患、精神疾患の症状が軽減するのでしょうか?


それは鍼治療の気の理論が関係しているのです。


全身には気のめぐる経路として経絡があり、
この経絡は筋肉だけでなく脳や内臓など全身に巡っていると考えます。


そして、体や心に異常があるとき、
関連している経絡の気の流れが滞っている、
つまり、気の流れが悪くなっていると考えるわけです。


そして、気の流れが滞っている経絡に影響をおよぼす
経穴(ツボ)に鍼を打つことで気の流れを改善するのです。


これが鍼治療の効果の理由ですが、
現代医学的思考にとらわれてしまうと、
確かに理解しにくい部分があるのは確かです。


ですが、歴史的にもこれだけ長く伝承されてきた治療に
効果がないと考える方が理解しにくいことも確かですね。

2013年3月31日日曜日

鍼治療は痛いの?|鍼治療で使われる鍼の太さと痛みについて


テレビなどで鍼の治療風景を見ることがあります。


たとえば、リフトアップなどに効果がある美容鍼の治療風景を見ると、
顔に鍼がいっぱい刺さっていたりしてとても痛そうに見えますね。


こんな風景を見ると鍼治療に怖いというイメージを持ってしまいます。


ですが、実際の鍼治療は痛くありません。


なぜ痛くないかというと幾つか理由があります。

鍼治療が痛くない理由として、もっとも大きい理由は、
鍼治療で使われる鍼の太さが関係しています。


鍼治療に使われる針には0号鍼~10号鍼があって、
数字が大きくなるほど、太くなります。

ちなみに、0号鍼は0.14mm、10号鍼0.34mmです。


注射針の中でも細い皮下注射用の針でも0.5mmありますから、
一番太い10号鍼でも0.34mmですから断然細いですね。


毛穴の大きさは個人差はありますが一般的に0.2mmと言われています。


つまり毛穴の大きさとほぼ同じなので、痛みを感じることがないんですね。


また、0号などの細い鍼は美容鍼などお顔に鍼治療を施す時に使われます。
O号鍼は0.14mmですから、毛穴よりも細いと言えます。


このように鍼治療は決して痛いものではありませんから、
もし、鍼は痛いというイメージで治療を諦めているのなら、
安心して治療を受けてくださいね。

2013年3月29日金曜日

鍼治療とは(2)|効果的に鍼治療を受けるための基礎知識


鍼治療と言っても、いくつもの流派がありますが、
ここでは基本的な鍼治療のについてご紹介します。

現在、一般的に行われている基本となる鍼治療には

・単刺し
・置鍼
・電気鍼(パルス鍼)


・・・という3つの方法が行われます。

また使う鍼にも種類があり、気を入れる鍼と気を抜く鍼があります。

これは部位によって気が不足しているところと、
気が過剰になっているところがあるからです。

さて、先の3種類の鍼治療について簡単に説明しておきます。

【単刺し】

単刺しとは、症状にあった経穴(ツボ)に鍼を打ち、
すぐに鍼を抜いてしまう鍼治療です。


【置鍼】

置鍼は、単刺しのようにすぐに鍼を抜かず、
10~20分程度鍼を刺したままにしておく鍼治療です。


【電気鍼】

置鍼と組み合わることが多い治療法で、
鍼に電極をつないで微弱な電流(低周波)を流す治療法です。
別名、パルス鍼と呼ばれることもあります。


その他にも鍼とお灸をあわせて治療する場合もあります。


2013年3月28日木曜日

鍼治療とは(1)|効果的に鍼治療を受けるための基礎知識


鍼治療については誰もが聞いたことがあるのではなでしょうか?


針を刺すことからから、ちょっと怖いというイメージがあるかもしれません。
しかし実際に鍼治療を受けてみると、ほとんど痛みを感じることはありません。


さて、東洋医学(中医学)では、人体に血液が血管を流れるように、
「気」が流れる経路があると言われています。


この経路のことを「経絡」(けいらく)と呼びます。


この経路が交わるポイントを「経穴」(けいけつ)と呼びます。
経穴は、一般にツボと呼ばれているものですね。


鍼治療では、この経穴(ツボ)に鍼を打つことで気の流れを改善します。


鍼を打つポイントは、症状や治療を受ける方の体の状態を診ながら決めます。


筋肉系の症状にもよく効果を発揮することから、
スポーツ選手の体調管理としても利用されています。


鍼治療は、内臓系の疾患にも効果的です。


もちろん1回鍼治療を受けただけで、内蔵の調子が良くなるわけではありませんが、
継続することで薄紙を剥ぐように症状が軽快してきます。


そのため、はじめは効果が感じられなくとも、
信じて継続することが後々振り返った時に、
鍼治療を受けてよかったと感じることでしょう。


鍼治療は、自然治癒力や体の抵抗力を高めることで、
病気や症状を改善していく治療法なのですから、西洋医学のお薬のように、
すぐに痛みや不快な症状が消えるわけではありません。


これを理解しておかないと、続ければ効果が出るのに、
止めてしまい、もっと良い治療がないか探し回ることになってしまいます。


ただし、鍼治療においては治療師の技量も大きく影響しますので、
しっかりリサーチして治療を受けることが大切です。